夏の音楽祭 Festspiel 2016
2016/07/07
2016年のザルツブルク音楽祭の仕事。といっても本番の指揮ではなくて、副指揮なんだけれども。
ザルツブルクの音楽祭っていうとオペラとかウィーンフィルとか、そういうイメージがあるんだけど、最近現代曲とかいろんなことやっているらしい。以下 ザルツブルク音楽祭の公式サイト
2016年8月の12日ザルツブルクのモーツァルテウム大ホールにて。プログラムは以下の通り
フリードリヒ・チェルハ 《根源》(1992)
クルト・シュヴァーツィク 《さよなら、サティ》(2002)
カール・ハインツ・グルーバー 《タイム・スケープス~時の景色》(2001)
フリードリヒ・チェルハ 《カインターテⅡ》(1980/1982)
本番の指揮はというと、なんと本人グルーバーさん。お三方ともご健在でチェルハは今年90歳、シュヴァーツィクは81歳、グルーバーは73歳だという。現代オーストリアを代表する重鎮が3人、演奏会で集合する図を想像するとなんだかすごい。
会えると良いのだが。
タイムスケープスはグレゴリイ・ベンフォードって人が書いたSF小説の傑作があるけど、これ関係あるんだろうか。無知で申し訳ない(スコアにはそういった記述はなし、でも献呈が別のオーストリアの作家だからたぶん違う)
しかもこのタイムスケープスはNAXOSからもCDが出ているんだな。 ここからジャンプ
日本にはあまり知られていない、オーストリアの現代作曲家。斬新とか、奇抜だというのではないけれど割と聴きやすいほう。